あなたの前に扉があります。扉を開けるには目の前の3つのボタンを正しい順序で押さなければなりません。3つのボタンの上には大きな張り紙が貼られており、1つ1つのボタンの下には小さな張り紙がそれぞれ貼られています。
大きな張り紙
「3つのボタンの下に書かれている内容は、1番目に押すボタンに貼られているものは真実で、2番目に押すボタンに貼られているものは真実ではない。3番目に押すボタンに貼られているものは真実かどうか定かでない。」
左のボタンの張り紙
「このボタンを1番目に押してはならない。」
中のボタンの張り紙
「このボタンを2番目に押してはならない。」
右のボタン
「このボタンを3番目に押してはならない。」
左、中、右のボタンをどのような順番で押せば扉は開くのだろうか。
右、中、左の順に押す
<解説>
左のボタンから、張り紙の内容の真偽について検討する。
左のボタンは、1番目に押すボタンであれば、真実が書いてあるはずなので内容と矛盾する。2番目に押すボタンであれば、真実でないことが書いてあるはずなのでやはり内容と矛盾する。よって左のボタンは3番目に押すボタンとなる。
中のボタンは、1番目に押すボタンであれば、真実が書いてあるはずなので内容と矛盾しない。2番目に押すボタンであれば真実でないことが書いてあるはずなので内容と矛盾しない。よって中のボタンはこの時点ではわからない。
右のボタンは、1番目に押すボタンであれば、真実が書いてあるはずなので内容と矛盾しない。2番目に押すボタンであれば、真実でないことが書いてあるはずなので内容と矛盾する。よって右のボタンは1番目に押すボタンである。
以上より、中のボタンは2番目に押すボタンであることがわかる。